VG名は毎回違う名前にすべき

VG(ボリュームグループ)名ってのは、vgscanしたときに出てくるアレです。

# vgscan
  Reading all physical volumes.  This may take a while...
  Found volume group "VG_seagate320" using metadata type lvm2
  Found volume group "VolGroup00" using metadata type lvm2
#

もしくは、dfしたときに見えるアレ、と言った方がわかりやすいかもしれません。

# df
Filesystem           1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/VG_seagate320-centos5
                      59514964  17807500  38635464  32% /
/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
                      40542804  19828052  19479072  51% /home
/dev/sdb1               101086     18826     77041  20% /boot
tmpfs                  3048384         0   3048384   0% /dev/shm

インストーラの指示に従って作ると上のように「VolGroup00」なんてのが出来てしまいますが、別の場所で作った同じVG名を持つHDD2台を同じマシンにつなぐと、LVMの認識が狂います。(参考:LinuxでLVMのデータを抜き出す方法 - 佐野裕のサーバ管理者日記:ITpro

なにより、HDDを何台もつなぐ場合に適切な名前がついていないと見にくい

そんなわけで、(僕の例が適切かどうかはともかく)所有者・設定者・用途などによって適切なVG名をつけるべきだと思います。CentOS付属のGUIインストーラでも変更可能です。